category_tag_icon

FiNCセルフケア

あなたの髪の健康度は? 美髪の決め手は「頭皮の色」にあり!

FiNCセルフケア

FiNCセルフケア公式アカウントです。マッサージなどのボディケアをメインに、スキンケアやパーツケアなどをわかりやすくご紹介します。

自分の頭皮の色を確認したことはありますか?実は、頭皮の色は美髪と大きく関係しているんです。うねりや髪ツヤの低下といったヘアトラブルは、頭皮からきているかもしれません。
毛髪と頭皮ケアのプロであるヘア化粧品メーカー・ミルボンの研究員に、頭皮の色のチェック法や対策を聞きました。

教えてくれたのはミルボンの菊地哲宏さん

キャプション画像

株式会社ミルボン 研究開発部 基礎研究グループ チーフリサーチャー / 関西大学非常勤講師
関西学院大学大学院理工学研究科博士課程を卒業後、2015年にミルボン入社。育毛研究チームに配属され、主に頭皮や発毛、毛髪の成長に関する基礎研究を担当。

「黄ぐすみ頭皮」によるエイジング毛に注意!

キャプション画像

健康な美髪は頭皮から。ミルボンが髪の状態と頭皮の色を統計的に解析したところ、年齢を重ねるにつれて頭皮の色が変化し、髪にも影響が出ることがわかったそうです。

健康な頭皮は青白いですが、大人の頭皮は黄ぐすみを起こしがちです
ミルボンの研究では、酸化(カルボニル化)して黄色くなった頭皮からは、カルボニル化が進行した髪が生えてくることがわかっています。うねりやツヤの低下など、カルボニル化が進行した髪を、ミルボンでは『エイジング毛』と呼んでいます。

またミルボンでは頭皮の細菌叢(スカルプフローラ)に着目。『エンテロコッカス』という特定の乳酸菌がスカルプフローラに存在すると、頭皮と髪の老化が進行することがわかりました。ミルボンではこの乳酸菌を頭皮と髪の『老化菌』と名づけました。

しっかりケアをすれば、頭皮を健康な状態に戻すことは可能です。紫外線などの外的要因を抑えつつ、スカルプフローラから『老化菌』を抑制するケアで、頭皮と髪の健康を取り戻しましょう!」

あなたは何色?頭皮の色をチェック!

頭皮の色は、ミルボンでは健康な順に青→黄→赤→茶色で判定しています。青〜黄の中間、黄〜赤の中間という可能性もあります。

「分け目が決まっている人は紫外線などの影響を受けている可能性があるので、別の場所で確認しましょう。
また、可能なら行きつけの美容院でチェックしてもらうのがおすすめ。自分で頭皮の色を判断するのは実は結構難しいもの。鏡越しでしか見えない上、他人の頭皮を見ることはほとんどないので、相対的な判断が難しいためです。美容師は毎日いろんな人の頭皮を見ていますし、以前と比較した頭皮の状態を客観的に判断できます。気軽に相談してみてください」

●青白い頭皮:健康な状態

キャプション画像

健康な頭皮の色は、青白く、透けるような色合いをしています
青白く見えているのは、頭皮の毛根などが肌に透けて見えているためと言われています。皮膚の表面のキメが整い、うっすらツヤを感じるのが理想的な状態です。黒く豊かな髪は、このような青白い頭皮から生まれます。

「青白い頭皮は健康的な状態なので、保湿成分が入ったローションを使用して、この状態をキープしましょう。ヒアルロン酸やアセチルグルコサミンといった成分に、頭皮の柔軟性アップや保湿効果があることを確認しています」

●黄色い頭皮:地肌が酸化し「エイジング毛」が増えやすい状態

キャプション画像

黄色い頭皮は、体の内側・外側からの「酸化」のサイン
加齢による抗酸化力の低下、紫外線やストレスなどの影響を受け、頭皮がカルボニル化(酸化の一種)を引き起こしています。また、老化菌(エンテロコッカス)によって、カルボニル化が進んでいます。

「カルボニル化が進むと独特なうねり毛が生えやすくなり、髪のツヤの低下につながります(エイジング毛)。頭皮用の保湿ローションでケアしましょう。グリシンというアミノ酸や、リン酸アスコルビル、トコフェロールといった抗酸化成分が、老化菌対策として有効です。頭皮だけでなく、新しく生えてくる髪のうねり改善も確認できています」

●赤い頭皮:炎症を起こし、白髪や抜け毛が増える不健康な状態

キャプション画像

頭皮が赤くなっている場合、炎症を起こしている可能性が高いと考えられます
炎症の原因は様々で、寝不足や疲れによる一時的なものもありますが、中には「白髪」「抜け毛」「髪やせ」を引き起こす慢性的な炎症であるケースも。特に白髪率の増加は、美髪レベルを大きく低下させてしまいます。

「頭皮の慢性的な炎症についてスカルプフローラの影響を研究したところ、『コリネバクテリウム』という細菌が異常増殖していることがわかりました。
スカルプフローラを正常なバランスに戻すためには、シソ、ローズマリー、ペパーミント、セイヨウハッカなどの植物エキスが有効です。これらの成分が配合されたローションを継続使用すると、炎症が改善され、抜け毛が減少し、白髪の進行が抑えられていることが確認できています。

ただ、明らかに炎症がひどかったり、急に炎症が起こったりした場合は皮膚疾患の可能性が高いので、自分で判断せず、皮膚科専門医の診断を受けてもらうようにしてください」

●茶色い頭皮:黄ぐすみと赤味の両方が起きている状態

キャプション画像

頭皮の色味は信号機のように大きく3つに分けられますが、実はさらなるトラブル頭皮がこちら。
茶色い頭皮は、黄色い頭皮と赤い頭皮の両方が合わさった状態
「ミルボンでは50代後半〜60代に多く見られると確認しており、黄色い頭皮からくるエイジング毛、赤い頭皮からくる白髪や抜け毛、これらの現象が複合して現れます。

割合は少ないですが、20代でも、ケアを怠っていると茶色い頭皮に進行することがあります。
赤い頭皮の慢性炎症と、黄色い頭皮のエイジングが同時に起こっている状態です。まず炎症を対策して、頭皮の状態を落ち着かせてから、エイジング対策を行うといいでしょう」

3つのポイントで、頭皮を健康に!

キャプション画像

頭皮の健康を保つために、毎日のケアでできることをチェックしましょう。

① 頭皮ローションを使う
薄く硬くなった頭皮を柔軟にし、フケやかゆみを防ぐためにも、育毛剤や頭皮用の保湿ローションがおすすめ。お風呂上がりに、頭皮がキレイな状態で使いましょう。

② 洗髪時はしっかりすすぐ
シャンプーの成分が頭皮に残ってしまうとフケやかゆみ、炎症などの頭皮トラブルの原因に。洗髪後は、すすぎ残しのないように、ぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。

③ 頭皮をマッサージする
頭皮の色とは関係なく、年齢とともに頭皮は薄く、硬くなっていきます。理由は、頭の筋肉の緊張とともに筋膜が引き伸ばされ、頭皮が引っ張られてしまうから。頭皮の血行が悪くなり、髪の成長にも悪影響を及ぼします。お風呂上がりに頭皮マッサージを行う習慣をつけましょう。

「側頭部に手のひらを当て、上下に動かすのも効果的。側頭部を押さえて上下するだけならば、仕事の合間のちょっとした時間でもできますよ」
 
==  

#セルフケア #ヘアケア #髪 #頭皮 #エイジング #今こそカラダ #2020

投稿ID:5044